Yasushi Kawakami
プロが教える!TOEICオススメ学習法(リーディング編)
リスニング編に続き、TOEICリーディングパートのおすすめ学習法を解説します。
問題の性質ごとに "part5" "Part6&7" に分けて見ていきます。
まず、事前に模試や問題集に取り組み、丸つけと解説の確認をしておきましょう。
解くときは不安の残った問題に ? マークをつけるなど、少しの疑問も見逃さないようにしましょう。
次にいよいよ復習に入ります。
Part5
1)ノートを一冊用意。使いやすいサイズ、形式のものを選ぶ。
↓
2)間違えた(不安の残った)問題をもう一度解いてみる。終わった後、ちゃんと全問正解しているかチェック。
↓
3)間違えた(不安の残った)問題をノートに書き写す。新しい単語や表現は意味も書いておく。
これが音読ノートになる。
↓
4)繰り返し音読する。(1日1回寝る前10分は音読の時間、などと決めておくと良い。)
Part6 &7
1)間違えた(不安の残った)問題を含むページをコピーする。
↓
2)もう一度時間を計って解いてみる。終わった後、ちゃんと全問正解しているかチェック。
↓
3)もう一度精読する。本文、問題文、選択肢中でわからなかった単語や表現は意味を調べ、書き出す。
100%理解した状態になること。
↓
4)音読する。つっかえず、頭にスラスラ入ってきているかチェック。頭に入ってこないなら理解不足。3)に戻る。
↓
5)正解の根拠に線を引く。どの文章が、どの問題の根拠かが明確に分かるようにしておくこと。
(例えば、問180は赤、問181は青・・など)
↓
6)本文中で見つけた正解の根拠と選択肢のパラフレーズ(=言い換え)をチェックする。
これが重要。本文中の正解の根拠は選択肢では言い換えられているケースが殆どです。
例えば、本文中で "transferring parts of their business to emerging markets"
という部分が正解の根拠となった場合、選択肢では
"Focusing on new markets"と言い換えられています。
「どんな風に言い換えがされているのか」を確認することを習慣付けることで、パラフレーズを見つける感覚を養うことができます。これはすなわち、正解の根拠を見つけ出す感覚の精度を上げることに他なりません。
↓
7)コピーは見返せるよう、ファイルに綴じる。
いかがでしょうか。この方法を習慣化することで、リーディング力は確実に伸びていきます。
リーディングにおいても、やはり ”音読” が効果的であることは間違いありません。
上の学習法全てをこなせれば言うことはありません。
でも、時間がない人は、模試や問題集のスクリプトを音読してもらうだけでも構いません。
寝る前の10分を音読に充てるなどして習慣化すれば、それでも十分効果があります。
今すぐ始めてみましょう!
あなたのモチベーションを劇的に変える無料コーチングをご希望の方はクリック!