- Yasushi Kawakami
【英単語が覚えられない・・】そんなあなたに贈る、”頭に刻み込む”英単語学習法(下)

前回に引き続き、
英単語を頭に刻み込む方法
について語ります。
先回は
”時間” じゃない! ”回数” を増やせ!
の記事で、
英単語に触れる ”時間” ではなく "回数” にフォーカスすることの重要性について述べました。
今回のテーマは
感覚をフル活用せよ!
です。
要するに、
何かを覚える時は
視覚
聴覚
触覚
を ”同時に” 使うことを心がける ということです。
五感は記憶に密接に関係しています。
何が見え、何が聞こえ、どんな感触がしたのか、どんな匂いがして、どんな味がしたのか・・・ 私たちが五感から情報を取り入れるからこそ、脳に記憶として刻まれるのです。
ただ黙々と単語帳を眺めて暗記しようとするのは
視覚 しか使っていない状態です。
記憶に残す上で、あまり効率的とは言えないでしょう。
それでは、感覚をフルに活用できる単語学習法は何か。
それはズバリ 音読 です。

音読するには、
目で”見て(=視覚)
自分の声を耳で”聞いて”(=聴覚)
口を使って”発音する”(=触覚)
必要がありますよね。
これこそ、一番記憶に残る学習方法に他なりません。
さらに、軽く体を動かす、好きなアロマを炊くなどすると、さらに効果的です。
(嗅覚は記憶を呼び起こす力が他の感覚よりも強いと言われています!)
ここでのポイントは、ただ単語だけ音読するのではなく、
”状況を想像しながら” 例文を音読することです。
文字による情報よりも、
イメージを伴った情報の方が記憶に残りやすい からです。
音声があれば
オーバーラッピング(=音声に合わせてテキストを音読)や
シャドーイング(=音声のすぐ後に続いて何も見ないで音読する)
も取り入れれば最高です!
もちろん私も音読を取り入れた学習をずっと続けています。
英検一級やTOEICテスト990点満点に必要なボキャブラリーを記憶できたのも
全くもって、音読のおかげです。
単語を覚えられない!!
と悩んでいる方は、
・単語に触れる ”時間” ではなく"回数” を増やす。
・音読 を取り入れる。
この2点を取り入れるようにしてみてください!