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  • 執筆者の写真Yasushi Kawakami

初めての新形式! 第210回 TOEICテスト


快晴のなか、第210回TOEICテストを受験してきました。

今回のTOEICはこれまでと違います。なぜなら、

新形式で行われる、初めてのテスト だからです。

10年ぶりの改定となりますが、どう変わったかを端的に言うと

短い問題が減って、長い問題が増えた

(問題総数は変わらず200問。)

ということです。

これまで英語初心者の得点源と言われていたPart1, 2, 5 (短い問題)の問題数が減る一方、比較的難易度が高いと言われているPart3, 6, 7(長い問題)の問題数が増えました。

しかも、リスニングパートに図を見ながら聞き取る問題が登場したり、リーディングパートではトリプルパッセージ(3つの文書の内容を総合的に読み取る問題)が新しく出題されることに。

これにより、「このパターンでは反射的にこの答え!」というようなテクニックが通用しにくく、初心者にとっては難度が上がったと言えるでしょう。

私自身、特に難度の増したリーディングパートは時間内に終わらないのでは・・・という一抹の不安を抱えながらの新形式TOEICテスト受験となりました。

さて、それでは、受験後の所感です。

結論からいうと・・・

リスニングパート=難しくなった!対策が急務!!

リーディングパート=読解力と分析力を養うトレーニングを取り入れれば、これまで以上に解きやすい!

という感想です。

パートごとに今回の難易度を振り返ると

Part1 普通

Part2 難

Part3 普通

Part4 やや難

Part5 普通

Part6 普通

Part7 普通

といった感じでしょうか。

Part2は特に難しかった!何問かしっかり聞き取れないものがありました。。

問題が増えて形式も変わったPart3は思っていたほどの難易度ではなく、模試をしっかりこなしておけば対応可能なレベル。ただ、Part4は図を取り入れた問題が特に難しかったように感じました。

リーディングパートは、「時間内に解き終わらないのではないか!?」と危惧していましたが、予想に反し、いつも以上に余裕をもって見直しすることができました。

これまで難易度の高かった175~200問も、文章題が増えたことへの配慮なのか、新形式では語彙や言い回しが平易になったように感じました。普段から英語の文章に慣れ親しんでいる人は、旧形式よりも解きやすくなったのではないでしょうか。

これまで以上に "本物の英語力" が試されるようになったTOEIC。「TOEICのためだけの小手先の学習」ではなく、「実際に活用するための英語学習」が必要となってきます。

国際人としての英語力を図るという意味において、今回の改定によりTOEICはさらに洗練されたと言えると思います。


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