Yasushi Kawakami
結果が出る人とそうでない人を分ける「決定的な違い」とは

先回のブログでも書きましたが、リンクスビジネスイングリッシュはおかげさまで無事4周年を迎えることができました。応援してくれる皆さまには感謝しかありません。本当にいつもありがとうございます。
これまで多くの方と英語学習を通して向き合ってきました。当然、全員がすぐに目標達成を果たせるわけではありません。その道のりもスピードも人それぞれ。早々に目標をクリアし、もっと高い次の目標に向けて歩き出す人がいるのに対して、なかなか望んだ成果を出せずにいる人もいます。それはそれで当たり前のことで驚くには値しないのですが、長いスパンで見てみたときに、結果を出す人はどんどん目標を達成し続け、そうでない人はずっと停滞し続けてしまっていることに気づきました。
時間が経てば経つほど、両者の差は広がっていきます。彼らを隔てているものは何か、その違いは何か、これまでずっと考えてきました。そしてようやくその答えが見えてきたように思います。それは頭の良し悪しでも自由になる時間の長短でもありませんでした。
結果を出し続ける人とそうでない人の違いは
具体的な目標を設定し、
その達成に向けた計画を立て
「毎日」行動しているか否か
にありました。
「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、ポイントは最後の「毎日」というところです。
私はこれまで、忙しくて毎日は学習時間が持てないというクライアントの方には「毎日が難しかったら、やらない日を作ってもいいですよ」とお話することもありました。つまり、「できる時にやればいい」という考え方です。
でも、これは今思うと誤りだったのかもしれません。なぜなら、成果を出し続ける人は誰もが「毎日」学習を続けていたのです。彼らはどんなに忙しくとも毎日時間を捻出し、その時間を学習に充てることをルールとしていました。逆になかなか結果に結びつかない人は、私のアドバイス通りに「できる時にだけ」学習することにしていたのです。私は、自分がやらないことを正当化できる言い訳を与えていたにすぎなかったのです。
これに気づいたときは衝撃でした。自分が間違っているだけならいいのですが、その間違いをこともあろうかクライアントの皆さんにもお伝えしていたのですから。。。
そういえば、自分も目標に向かって学習していたときにはそれこそ毎日勉強していたっけ・・・と思い返しました。
クライアントの皆さま、本当にごめんなさい。。。。私が間違っていました。。。。
これからは、クライアントの皆さまが毎日の学習を習慣化できるようにサポートすることに全力を注ぐことを誓います🙇♂️
最後になりましたが、成果を出し続ける人たちの習慣に共通している
英語学習を「毎日」続けるためのコツ を2つ伝授いたします。
コツ その1:
毎日学習する「時間」と「場所」をルール化する。
うまくいっている人ほど学習を習慣化するための工夫を凝らしています。その一つが勉強する時間と場所をルールにしてしまうというものです。逆に言えば、その時間と場所以外では絶対に勉強しない、ということになります。こうすることで、意志力に頼らずに無理なく学習習慣を築くことができます。おすすめは朝起きてすぐの30分間、仕事の通勤時間、お昼休みなど。ちなみに、私の場合は夜お風呂上がりの30分は必ず勉強に充てています。
反対に、うまくいっていない人は「仕事終わったら一気にやろう」などと考え、家に帰れば結局ぼーっとテレビを観てしまったりしてしまうものです。しかも、学習せずにグズグズしている自分に罪悪感を感じてしまい、ますます学習から足が遠のいてしまうことになるのです。
コツ その2:
1日休んだからといって、自分を責めない。
毎日続けることの大切さを説いておきながら1日休んだときの対処を語るとは何事かと思われるかもしれませんが、人間誰しも思わぬ事態に見舞われるもの。それまでの継続が途切れてしまうことがあります。具合が悪い時だってあるでしょう。
そんなとき、「1日休んだからもうダメだ・・」と自暴自棄になるのではなく、「よくここまで頑張ったなあ。まあいいや。また一から頑張ろう」と思うことが肝心です。自分に厳しくあることも大事かもしれませんが、自分を許せることもまた別の強さなのだと知りましょう。
言語の習熟には継続がものを言います。そして継続とは一部の人だけが可能な特別な技能なのではなく、やり方次第で誰にでもできることなのです。